手術療法

身体への負担が少なく、早期の社会復帰が可能な治療法

手術療法とは

時間と共に改善される椎間板ヘルニアですが、下記のような場合には手術が考慮されます。

  • 膀胱直腸障害(排尿排便が困難になる障害)
  • 高度の下肢の麻痺
  • 保存療法で痛みが全く取れない
  • レーザー治療で効果がない
  • 早期に通常生活へ復帰したい

主な手術法

◆ラブ法(LOVE法)
数センチほど切開し、腰椎の一部を削って脊髄神経を圧迫している脱出したヘルニアを切除、摘出。傷口を小さくすませマイクロ顕微鏡下で行うマイクロラブ法という手術もある。

麻酔:全身麻酔
手術時間:30分~1時間
入院期間:術後経過にもよるが、2日程度のベッド上での安静、1週間から3週間の入院(マイクロラブ法の場合は1週間~10日程度)

◆内視鏡下ヘルニア摘出術(MED法)
背部を1.5~3cm程切開し、内視鏡と外筒管を挿入し内視鏡の映像を画像をモニターで見ながら髄核を摘出。傷口も小さい為目立たなく、術後の痛みも軽い。
麻酔:全身麻酔
手術時間:40分~1時間
入院期間:1~2週間

◆経皮的髄核摘出術(PN法)
背部に直径4ミリ程度の管を刺し、鉗子を入れてX線透視下(もしくはMR透視下)で確認しながら椎間板の一部を摘出。
麻酔:局所麻酔
手術時間:30分~1時間
入院期間:広く行われてはいないが、欧米ではレーザー治療同様、日帰り手術として行われていることもある

◆椎弓切除術
症状が重い場合に行われる手術。椎骨の後方部分(椎弓、関節突起、横突起などがある部分)の椎弓を広く切除し骨や靭帯などの神経への圧迫を取り除く昔からの手術法。手術後数ヶ月はコルセットの着用が必要。
麻酔:全身麻酔

◆脊椎固定術
大きなヘルニアの摘出で椎間板がつぶれたり、状況に応じ残った椎間板の除去により不安定になった脊椎に対し、骨の移植や金属金具を使って椎体間を固定する。手術後数ヶ月はコルセットの着用が必要。また、脊椎がしっかりとした安定を得るまでには3~6ヶ月が必要。

ヘルニアレーザー治療院の選び方